柔らかいココロで女性の社会保険労務士が障害年金をサポートします

お客様事例

  • HOME »
  • お客様事例

こちらは一例です。事例は「お知らせ」の中にも随時、掲載しています。

当初、保険料納付要件を満たさなかったが、障害年金を受給できたケース

状況、課題、対応など 流産を期に気分低下が始まった。初診日は約30年前とのことで障害年金のご相談を受けた。
弊所にて年金記録を確認すると、年金記録に空白期間があり、障害年金を請求するための保険料納付要件が わずか1か月足りず、このままでは請求すらできない可能性があった。
詳細に経緯を確認したところ、その空白期間に確かに会社勤めしていた記憶があったことから、会社名は曖昧ではあったが、障害年金手続きの前に厚生年金の加入記録を探して修正する手続きからお引受けをした。
他県の行政機関に問い合わせたりし、記憶の限り記載した書面で調査の申立てを年金機構に行った。
無事に年金記録の訂正が行われ、障害年金請求に取り掛かり、無事に障害年金2級が認められた。
若くても、厚生年金記録が漏れている事もある。その事は今回のように、障害年金請求にも影響を及ぼす場合がある。
どなた様も、年金定期便やねんきんネットでの自分の記録を確認されることをお勧めしたい。
(弊所山下もねんきんネットや窓口で確認をしています。)。
請求の種類 事後重傷
結果 障害基礎年金2級

糖尿病合併症としての、難治性反応性穿孔性膠原繊維症

状況、課題、対応など 小学生のころ、腹痛、嘔気で内科受診し糖尿病疑いと診断を受けたが、自覚症状が無く、継続受診しなかった。
数年後、発疹や掻痒感が出現し始め、大学では突然倒れて搬送された。以後、インシュリン治療や血糖コントロールは行われたが、皮膚の赤い発疹についての治療は特になく、自発的に皮膚科受診したが改善しなかった。その後、総合病院に転院し、海外での検査を経て、現在の確定診断を受けた。
糖尿病の状態や数値は安定していたが、全身の皮膚の潰瘍、掻痒感と頻繁に裂けて出血、部分壊死する状態で、全身に包帯を巻いて過ごしており、包帯の締め付けと裂傷の痛みやかゆみで座位や立位保持が長時間できない状態が継続していたが、盲目の親と2人暮らしのため、自分が働かないと生活できないと、知人の店で1時間程度(休憩をしながら)アルバイトを行っていた。
弊所では、キャリアの記録を探し、病歴は0歳から記載した。傷病名は1つだったが、診断書は敢えて2種類を用意した。総合病院”主治医のご判断”で医師が保有している医学書の該当ページのコピーを下さったことも心強かった。無事、年金請求に結び付いた。
ちょうどコロナ感染症の拡大が始まったばかりで、ガーゼや包帯が急激に不足しており(病院では大量になるため処方できず、ネット購入を勧められていた)、非常に苦労された。
請求の種類 事後重傷
結果 障害基礎年金2級

糖尿病では断念したが、延髄外側脳梗塞+閉塞性脳梗塞で1級を受給できたケース

状況、課題、対応など 糖尿病を指摘されたが、糖尿病の通院を殆ど行わず状態は徐々に悪化。
6年前、右手のしびれ、めまい、吐き気、脱力感を感じ受診し、延髄外側脳梗塞と診断を受けた。下肢障害が残存し、障害者手帳を取得するため1度だけ整形外科を受診し身体障害者手帳を取得した。引きこもり状態となり、通院も無かった。
3年前、意識障害を起こし救急搬送され閉塞性脳梗塞と診断を受け、入院となった。この間、糖尿病性網膜症にもなった。
数年の間に沢山の病名がつき、気分低下も継続し、自分や同居人では何をどうすれば良いのか分からず、弊所へ相談となった。
弊所で確認したところ、糖尿病の初診日では保険料納付要件が満たせず、糖尿病絡みでの年金請求はできないと確信した。
そこで、脳梗塞(2つ)での肢体障害にて請求準備を始めた。通院不良で、ほとんど通院歴が無く、遡及は難しいと考えられたが、障害者手帳診断書にて遡及年金の給付を求めたところ、無事に、障害年金が受給できた。
コロナ禍で基本的に面会が困難な状況であったが、現症の主治医が非常に協力的であった。
請求の種類 認定日請求
結果 障害基礎年金 遡及5年2級、事後1級

聴覚障害の社会的治癒

状況、課題、対応など 15年程前、ストレスで耳の聞こえづらさを自覚した。耳鼻科に通院し血流が良くなるという治療を行い終診し、以後、受診はなかった。
10年程前、タクシー運転手をした際、聞こえの悪さを指摘され、上司指示で補聴器を装着するようになったが、受診はしていない。
8年程前、頭痛やめまいが生じ、脳神経外科を受診した際に、約15年前の医師に難聴があると指摘を受けたことを話した。
6年前、耳下部腫瘍のため耳鼻科を受診した際、中等度の難聴を指摘された。以後、通院を続け、障害者手帳3級を取得するに至り、会話は筆談となった。
ご自身で年金事務所に相談した際、これらの経過から、初診日は15年前の病院か、8年前の脳神経外科かと確認を求められた。
弊所では必要な医証等を整備し、その結果、社会的治癒として6年前の初診日にて請求を整え、無事に受給に結び付いた。
なお、現在の医師の検査では1級相当であり、追加検査のため総合病院へ紹介を下さったが、総合病院では1級に該当せず、依頼した検査がされなかった。
そのまま請求していたら認定不能と考えられたため、弊所では、現症医師に診断書を戻し、新たな検査結果を加えて頂いた。
体調等により検査結果に変化が生じるケースは、障害認定基準を把握しておき、障害の部位と検査結果によっては、求められる検査の種類も変わることを知っておく必要がある。
請求の種類 事後重傷
結果 障害基礎年金2級

人工透析

状況、課題、対応など 左背部痛を主訴に受診した。
仕事が多忙で睡眠がとれない日があったが、生活や仕事に支障はなく過ごしていたが、クレアチニンの数値が高くなり急激に体調不良を自覚するようになり、人工透析に至った。
弊所では健診結果を追うと共に、病歴・就労状況等申立書を整えた。就労や生活が問題なくできていた時期は(当然に)その通りに記載した。人工透析を開始すると就労していても、平成14年4月から原則として2級の障害年金を受給することとなっている。(改正前は原則3級)人工透析を行っている方へ|日本年金機構 (nenkin.go.jp)
請求の種類 障害認定日
結果 障害厚生年金2級

管理職で給与あり、在職中だが受給できたケース(がん)

状況、課題、対応など 会社の健康診断で再検査を指摘され、受診した。検査にて、ガンと診断を受けた。
精神的な落ち込みが強かった。離職を覚悟して、会社に病気を告げたところ、業務転換や治療・休職への配慮をするので就労継続を求められた。
抗がん剤治療を行ったが、リンパ転移等もあり一見して分かる程の大きな浮腫ができ、腫瘍も広範囲に、治療の施しようがないと告知されていた。
体が動くうちに、と行った年金事務所の窓口で3級だと告げられショックを受け、気分低下が増悪。主治医から以後そこに相談に行く事を止められた。それでも将来不安が高まり、見かねた医療機関から弊所へご紹介となった。
管理職なりの収入はある方だが、遡及も含め、年金受給できた。
請求の種類 障害認定日
結果 障害厚生年金 遡及5年3級、事後2級

自閉症スペクトラム(引きこもり歴 約20年)

状況、課題、対応など  大学を卒業後、アルバイトをするも、その後、自宅に引きこもること約20年。家族の強い勧めで受診し自閉症スペクトラムの診断を受け、医療機関より弊所を紹介された。
長期引きこもりの方は、通院も無かった場合、生活への支障の程度が客観的に分かりにくいと考えがちであるが、弊所が得意とする障害特性に応じた聞き取りにより、初回面談ではほぼ無言で他者に興味が無い様子だった依頼者自身が、自ら口を開いてくださるようになった。
経緯の整理と客観性を担保しうる書類を整え、請求しスムーズな決定に至った。以後、行政支援も受け、作業所就労にも少しずつ挑戦されるようになっている。
請求の種類 事後重傷
結果 障害基礎年金2級

など上記は一部ではございますが「○○病でも対象になることがあるんですか?」というご質問が多いのでご紹介させていただきました。

初回無料相談 予約ダイヤル TEL 0829-30-6600 受付時間 9:30 - 18:00 [ 水・日・祝日除く ]

PAGETOP
Copyright © 千絵社会保険労務士事務所 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.