【知的障害B:障害基礎年金2級】
学生を卒業し、社会人になる年齢でも就労できず
実家にて両親の保護下にて生活をしていました。
障害年金のことはご存じありませんでした。
電車やバスのICカードは何度説明しても
利用する事ができず、通帳管理も両親が行っていましたが、
今まで、他人に敢えて話すことでもない為、実態は見えませんでした。
偶然、別件で訪問した行政職員によって
実態が判明し、検査を受け手帳取得、当事務所をご紹介されました。
以後、就労支援B型など、生活面でも支援を受ける事となりました。
当初、対人緊張が強い方でしたが、少しお話すると
打ち解け、お部屋にご案内して頂き状況を見せて頂きました。
年齢の割に(?)笑顔のとても可愛らしい穏やかな方だな~、と感じました。
ご家族仲も良く、温かく見守って来られた事が分かりましたから、
この方の穏やかさは環境の賜物かしらと感じました。
障害年金を受給することは、「何も出来ない人」というような
前提で取り組むことではないと思っています。
様々な方がおられますので、絶対とは言えませんが、
多くが、ここまでは出来るけど、ここからが難しい、という風に
「できる事」もある方はおられます。
この方の病歴・就労状況等申立書にもそのような記載をしました。
「事実」を申し立てる手続だということ。
面談で良い面を見つけられると嬉しい気持ちになります( *´艸`)
春のお花が咲きました♡