平成28年2月20日(月)あいプラザにて行われた「平成28年度 広島西圏域障がい者就労支援ネットワーク会議」にお声がけ頂き、参加させて頂きました。
「障害者の就労支援を効果的に推進するためには,就労移行支援事業,就労継続支援事業の移行促進のみならず,ハローワーク,障害者就業・生活支援センター及び特別支援学校等地域の社会資源と就労支援ネットワークを構築し,各機関が連携し,情報の共有を図りながら適切な支援を実施することが重要です。
広島県では,障害保健福祉圏域における就労支援ネットワークの構築を図るため,「障害者就労支援ネットワーク構築事業」を実施しています。」
広島県ー障害のある方の就労支援のための取り組みを進めています より抜粋
という趣旨のもと「広島西障がい者就業・生活支援センターもみじ」様が主体となって実施されました。
感想としては「障害年金」に関しては、やはり、まだ誤解があるなぁと感じました。
特に「就労していると等級が下がる」「働くと止められる」などのお話は まだ相変わらず出てくるのだな、と。
「就労している」事だけをもって『支給しない』という結論付けは、そもそも障害認定基準内にもありません。
「でも実際に止まったんだ!」という方もおられるかもしれませんが、それは「支給停止」という一時停止になっている状態で、受給権自体が即時消滅したわけではありません。また「支給して」と求めることが可能です。
その場合、支給停止事由消滅届の提出をします。(手続の話はまた改めて)
いずれにしても、県をはじめ、各行政機関の方々からの最新情報が伺え、実際に統合失調症を抱えながら就労支援のお仕事をしてらっしゃる方の講演もあり、多方面の視点でリアリティのあるお話が伺え大変充実した時間を過ごせました。